ある日Twitterを見ているとこんなものが流れて来ました。
RevoL effects RT1 High speed tuner [送料無料]https://t.co/TqdZusIxgZ
変則チューニングにも対応する便利な自動チューナー😊これ一つあれば煩わしい弦交換も楽チンです👌初回入荷の5個だけ送料も無料になってますので、是非ご注文下さい🙏 pic.twitter.com/0QtRqdSoB1— ワタナベ楽器店Acoustic Shop (@watanabe_aco) September 22, 2019
普段クリップチューナーの僕が自動チューナーを1ヶ月近く使ってみての率直なレビューしてみます。
これを読めば自分に自動チューナーが必要か分かると思います。
そもそも自分にどんな弦が合うのか分からないという人は以下も参考にしてください。
Contents
RevoL effects RT1 に向いている人・向いていない人
いきなり結論からお伝えしますが、以下に当てはまる人にはオススメです。
逆を言えば当てはまらない人は買わなくても困らないです。
- ギターを複数持っている人
- 変則チューニングを多用する人
- 自動ワインダーを持っていない人
それでは上記の理由とRevoL effects RT1のスペックについて書いていきます。
商品スペック
中身はこんな感じです。
- チューナー
- 拡張コネクター(大きいペグでも使える用に)
- USBケーブル(充電用🔋)
- 取扱説明書
商品概要
RT1はギターやウクレレのペグに装着し、弦を弾くだけで自動でチューニングを行うオートマチックチューナーです。毎分180回転の高速ギアを搭載。オート、セミオート、カスタムの3種類のモードでプレイヤーをアシストします。
*ウクレレはオート、セミオートモードの2種類が選択可能
6弦エレキギター、アコースティックギター、クラシックギター及びウクレレに対応。
(ウクレレはLOW-G対応)
オートパワーOFF機能搭載。
モード:AUTO/SEMI AUTO/CUSTOM
キャリブレーション:440Hz
充電時間:約2時間
もう我慢できません!!早速使ってみましょう!
!!!
すごくないですか!?
チューナーを合わせたい弦に装着して弦を弾くと自動で動きます。
そして目的の音に合うと「ピピッ!」とお知らせしてくれるんです。
動画で見やすくするためにわざと画面をこっちに向けて使っています。
ちゃんと持てていませんが、この状態でも6~4弦を合わせるのに20秒も掛かっていません!!!
対応楽器
アコースティックギター
エレキギター
クラシックギター
ウクレレ
です。
ちなみに僕が持っているサイレントギターでも反応しました!
チューニングモード
RT1には3つのモードがあります。
- Auto
- SemiAuto
- Custom
Auto
Autoモードはレギュラーチューニングにおいて大まかにあっている状態で使用します。
音が大幅にずれている場合は反応しません。。😭
↑さっき見たYoutubeの動画で使用したモードですね。
使用シーンとしては前回の練習の後に少し緩めたギターを再度合わせる時に使用するモードです。
SemiAuto
SemiAutoモードはチューニングする弦を1本ずつ選択して使用します。
そのため弦を張り替えた直後など、大幅に音がズレている時に使用するモードです。
ウクレレはLow-Gも対応しています。
Custom
Customモードはアコースティックギターのみ対応しています。
DADGADやCGDGADなど変則チューニングにしたい場合に使用するモードです。
また前回使用したキーが記憶されるので、CustomでDADGADにした後にレギュラーチューニングに変えて練習して、またDADGADに変えたいなという時はCustomモードを押せばすぐにDADGADで合わせられます。
ただここで注意です!
このモード、全てのキーに対応している訳ではありません。
以下が対応キーです。
6弦 | E, D#, D, C#, C |
---|---|
5弦 | A, G#, G |
4弦 | D, C#, C, D#, D, E |
3弦 | G, F#, F |
2弦 | B, A#, A, C |
1弦 | E, D#, D |
AndyMcKeeのRylynnやFor My Fatherで使うECDGADやErik MongrainのAirTapで使うFACFCFなどは合わせることができませんが
変則チューニングする人も使うチューニングは様々だと思うので
購入前には自分がよく使うチューニングができるかは確認しておきましょう!
RevoL effects RT1の良いところ
個人的に良いなと思ったところを挙げていきます。
- 練習に時間を避ける。
⇨レギュラーチューンングからDADF#ADのように変更する音が多い場合はクリップ式に比べて短い時間で音を変更できるため、その分練習に時間が割く事ができます。人生有限ですから塵も積もればです。 - 自動ワインダーとしても使用できる。
⇨チューナーとして紹介しましたが、
自動ワインダーとして使用できるので弦交換がめちゃ早くできます。 - 充電式(microUSB)
⇨わざわざ電池を買いに行く必要がないし、
よくあるmicroUSBでさくっと充電できるのがありがたいです。
RevoL effects RT1の悪いところ
- 音を合わせたい弦を間違うと切れる可能性がある。
⇨SemiAutoとCustomは1本ずつチューニングします。例えば、3弦の音を合わせたいとします。
チューナーを3弦にセットしているのに誤って4弦を弾くと3弦の音に合わせようと音を高くしてしまうので、そのままにしていると3弦が切れてしまうので気をつけましょう。 - サイズ感について
⇨やはりクリップチューナーと比べると大きいし、重いです。ただ想像していたよりかは全然小さくて、軽いですね。
電動ひげ剃りよりちょっと軽いくらい?の重さなので普通にバックに入れて外に持って行くのも苦ではないです。
まとめ
自動チューナー兼ワインダーとして使用できるRevoL effects RT1はいかがでしたでしょうか。
トミー・エマニュエルなどレギュラーチューニングやドロップDチューニングがほとんどの人からすると活躍の場は少ないかもしれません。
僕はギターを2本持っていますが、変則チューニングを多用するのでこのアイテムは活躍しています。
また最初にも書いた通り、複数本ギターを持っている人は自動ワインダーとしても使用でき、弦交換も素早くできるので購入してみてはいかがでしょうか?