個人的におすすめ!
結論としてはレスポンス・視認性が良くシンプルに使いやすいです。脱初心者した人には超おすすめのチューナーです。
総合評価:
Contents
PolyTune Clipのスペック
サイズ | 縦6cm × 横2.5cm |
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対応楽器 | ギター・ベース (エレキ・アコギ可) |
ピッチ | 435Hz 〜 445Hzを自由設定(標準は440Hz) |
モード(測定単位) | クロマチック・ストロボ・ポリフォニック |
電池規格 | コイン型リチウム電池:CR2032 |
価格 | 5,000円程度 |
クリップチューナーとしては少々高いですが、精度と機能では納得のお値段だと思います!
見た目
サイズは縦6cm × 横2.5cmと長細い形をしており、スタイリッシュな仕上がりです。
エフェクター型のPolyTune 2を小型化したような見た目をしている。
3つのチューニングモード
モード説明の前にチューナーで出てくるセントという単位の説明を!(特に覚えなくてOK)
「セント」とは:音程の単位のこと。ギターの1フレット(半音)は100セント間隔。値が小さい程、ズレが少なくチューニングできる。
それではPolyTuneのモードは以下3つです。
クロマチックモード:標準的なチューニングモードです。0.5セント単位でチューニングします。
ストロボモード:±0.02セント単位の高精度でチューニング可能。クリップチューナー界でも随一の正確さ。
ポリフォニックモード:全弦同時チューニングモードのこと。
このモードを使えば一瞬でどこの弦が間違っているかが確認できる。チューナーが単音か全弦同時弾きかを自動で判別し、都度このモードに切り替わる。
市販の物では1セント〜0.5セント単位などのクリップチューナーがあるので、0.02セント単位の凄さたるや。
スペックとモードの説明はざっとこんな感じです。
続いて使用感を良し悪し合わせてレビューして行きます。
PolyTune Clipのレビュー
良し悪しをまとめて見ました。
おすすめポイント
いまいちポイント
まずは良かった点から
画面が見やすい
PolyTune Clipのディスプレイには105個ものLEDが搭載されています。
LEDのおかげで昼の明るい時間でもハッキリと文字が大きく表示されるので視認性バツグンです。
外で弾く際に見にくいディスプレイだと困るので嬉しいポイントです。
レスポンスが早い
PolyTune Clipはとにかくレスポンスが早いです。
弾いた瞬間にディスプレイに音名が表示されます。
個人的にチューナーで一番大事なのがレスポンスの速さだと思っているので、これはかなり加点ポイントです。
Liveなど限られた時間でチューニングをする際、レスポンスが悪いと焦ってしまいますよね。家の中でもチューナーが中々反応してくれないとストレスが溜まるので気持ち良く練習する上でも重要なポイントです。
便利なポリフォニックモード
ポリフォニックモードとは全弦同時チューニングモードです。
ギターはどうしても一周で音が揃うことはありません。
どうしても2〜3周する必要があります。
そんな時にポリフォニックモードを使えば、短い時間でチューニングすることができます。
画面左〜右へ6弦〜1弦を表しています。
ポリフォニックモードの精度はそこまで高く無いため、使い方としてはチューニングを一周普通に行なってから微調整として使うのがおすすめです。
#が分かりづらい
ギターでは変則チューニングを使用する場合、#音を使ったチューニングが出てきます。
その際、画面上にF#と表示されれば良いのですが、PolyTune Clipでは「F#」が「F・」と表記されます。
この表記のタイプは初めてなので慣れるまで少し時間がかかるかもです。
画面の可動域がイマイチ
ディスプレイが上下にしか動かないので、ヘッドにつける際に毎回見やすい位置を気にしながら付けなくてはいけないのが若干面倒くさいですね。
KORG製品をずっと使っていたのでヘッドの角度を3次元的に動かせたらなと思いました。
ただディスプレイの自動反転されるのでヘッドの裏表関係なく付けられるのはグッド。
まとめ
総合評価:
結論はとてもおすすめです。
色々機能はありますがレスポンスが早く、圧倒的に使い勝手が良いです。
多機能がゆえに初心者が最初に買うチューナーとしてはおすすめできませんが、2台目や脱初心者した方にはとても良いチューナーだと思います。
今後も使って行きます!