使用機材シリーズ第一弾、今回は圧倒的な作曲センスと技術を持つAndyMcKeeの機材を紐解いていきます!
ギター
Andyは基本的にはGREENFIELD GUITARS(グリーンフィールド)と呼ばれる高級手工業ギターを使用しています。
日本ではあまり馴染みがないですが、多くの海外プロギタリストが愛用しています。Michael Greenfieldというルシアーが製作しています。
最近ではAndyのシグネイチャーモデルが出ました。
- G4 fanned fret Manchinga
- G4 baritone
- G2 baritone
- Harp Guitar model HG 1
動画で観ていきましょう!
G4 fanned fret Manchinga
fanned fret(ファンフレット)とはフレットが斜めに打ち付けられているものを指しています。
上記のような扇型のものや、0フレットは真っ直ぐだけど、ハイポジションに向けてだんだん斜めになっていくものなど種類があります。
扇型のファンフレットにする利点は6・5弦を変則チューニングで低い音に合わせた時でもテンションを保てる所にあります。
G4 baritone
baritone(バリトン)とはスケールが通常のギターより長く、低い音域の出るギターを指します。弦も通常よりかなり太いものを使用します。
サックスにもバリトンサックスがありますが、それのギターバージョンですね。
バリトンギターは低音に注目されがちですが、動画から分かる通り、G4 baritoneは高音域もクリアでサスティーンが長く生音でも凄まじい迫力があります。
Harp Guitar model HG 1
こちらはハープギターという「普通のギターにベース弦が追加されているギター」です。日本ではあまり見ないですが、高尾和樹さん(@UbioNow)が使用していたりしますね。
荘厳でとても神秘的な音です。ライブで聴くとギターとは思えない重厚な低音がズンズン体に入ってきます。和太鼓の演奏を聞いた時のような体への衝撃があります。
このギターは生でないと体感できない気持ち良さがあるのでハープギターのLiveが観れる機会があったら行ってみてください!
▼ちなみにこのギターを運ぶギターケースはロケットランチャーを入れるような箱でした!
その他のメーカーだとちょっと前はDyerのBaritoneを使用していましたね。
また昔のメインギターはLowdenで、ハープギターもDyer Harpguitarsのものを使用していました。
ピックアップ
ピックアップはK&KのPure Miniを使用しています。種類としてはコンタクトピックアップでパーカッシブな演奏スタイルにマッチしています。
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プリアンプ
D-TAR Solstice
2chプリアンプです。通常のギターにもハープギターにもこのプリアンプを使用しています。
残念ながら現在は生産停止しているため、入手するにはメルカリやヤフオクなどで探す必要があります。
またマニアックですが、Andyのセッティングを2020年のコットンクラブでのライブで確認した所、Bassちょい上げ、Midフラット、Treble上げになってました。
カポタスト
SHUBB
AndyはSHUBBを2種類持っています。
- C-1
- C-5(バンジョー用)
色から判断するにニッケル素材を使用しているようです。
Rylynnで使用するのはC-5(バンジョー用)です。6弦〜3弦の5フレットという特殊な押さえ方で使用します。
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エフェクター
ToneWoodAmp (トーンウッドアンプ)
リバーブはToneWoodAmpを使用しています。
この商品はアンプを使用せずにサウンドホールからリバーブがかった音を出せるという画期的な商品です。(もちろん接続してエフェクターとしても使用可)
Andyはリバーブを少しかけるくらいで、ほとんど音の味付けはしません。
弦
弦はErnie BallのAluminum BronzeのMediumを使用しています。
僕も使用したことがありますが、パキパキと一音一音がはっきりしていてクリアな音が特徴です。滑りにくく、指に吸い付く感触です。
まとめ
以上がAndyMcKeeの機材紹介です。
ギターはなかなか気軽に手が出せない値段ですが、ファンはその他備品から試してみてはいかがでしょうか!
実はLiveで付けてるネックレスやブレスレットも探してみたのですが、見つかりませんでした!
見つけたら追記します。