変則チューニング辞典
ソロギターでよく使うチューニングを一覧にしました。弦をタップすると基準音が鳴ります。レギュラーからどの弦をどれだけ変えるかもひと目でわかります。
-/+で1弦ずつ半音単位に変えられます(A4=440Hz)
このチューニングについて
カポ代用
レギュラーからの合わせ方
隣の弦で確かめる
音はブラウザ上で合成しています。チューナーの代わりではなく、耳で合わせるときの目安としてお使いください。
変則チューニングとは
変則チューニング(オープンチューニング、オルタネートチューニングとも呼ばれます)とは、ギターの6本の弦をレギュラーチューニング(6弦から E A D G B E)以外の音に合わせることです。
開放弦の響きが変わるため、レギュラーでは押さえにくい和音が簡単に鳴らせたり、低音を鳴らしたままメロディーを弾けたりします。ベースとメロディーと伴奏を1本のギターで弾くソロギターでは特によく使われ、同じギタリストでも曲ごとにチューニングを変えることが珍しくありません。
変則チューニング一覧
このページのツールに収録しているチューニングの一覧です。音は6弦から1弦の順に並べています。名前を押すと、ツールでそのチューニングの音を確認できます。
| チューニング | 6弦→1弦 | 変える弦 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| レギュラー | E A D G B E | なし | すべての基準 |
| 半音下げ | E♭ A♭ D♭ G♭ B♭ E♭ | 全弦 | フォームはそのままでキーが半音下がる |
| ドロップD | D A D G B E | 6弦 | 変則チューニングの入門に最適 |
| ダブルドロップD | D A D G B D | 6・1弦 | 1弦と6弦がDになり、Dキーが豊かに響く |
| ドロップC | C G C F A D | 全弦 | ドロップDを全音下げた低く重い響き |
| DADGAD | D A D G A D | 6・2・1弦 | ソロギター定番。浮遊感のあるDsus4 |
| CGCFGC | C G C F G C | 全弦 | DADGADを全音下げた深い響き |
| オープンD | D A D F♯ A D | 6・3・2・1弦 | 開放弦でDメジャー。スライドの定番 |
| オープンDマイナー | D A D F A D | 6・3・2・1弦 | 開放弦でDマイナー。物悲しい響き |
| オープンG | D G D G B D | 6・5・1弦 | 開放弦でGメジャー。ブルースの定番 |
| オープンGsus4 | D G D G C D | 6・5・2・1弦 | Gキーで出せるDADGADに近い浮遊感 |
| オープンC | C G C G C E | 6・5・4・2弦 | 開放弦でCメジャー。とても低く広がる響き |
| オープンCsus2 | C G C G C D | 6・5・4・2・1弦 | 澄んだ響きでインスト曲に多い |
| オープンC6 | C G C G A E | 6・5・4・2弦 | やわらかく明るいC6の和音 |
| オープンE | E B E G♯ B E | 5・4・3弦(上げる) | オープンD+カポ2で代用できる |
| オープンA | E A E A C♯ E | 4・3・2弦(上げる) | オープンG+カポ2で代用できる |
変則チューニングで気をつけたいこと
弦を上げるチューニングは慎重に
オープンEやオープンAのように弦を上げるチューニングは、ネックや弦への負担が大きくなります。少しずつ上げるか、1つ下のチューニングにカポを付けて代用しましょう(オープンE → オープンD+カポ2、オープンA → オープンG+カポ2)。
チューナーは「クロマチックモード」で
ギターモード(E A D G B E だけを判定するモード)のチューナーでは、変則チューニングの音を正しく判定できないことがあります。すべての音を判定できるクロマチックモードに切り替えて合わせてください。クリップチューナーの選び方はKORG Pitchclip 2のレビューやPolyTune Clipのレビューで紹介しています。
チューニング直後は音がずれやすい
弦を大きく下げたり上げたりした直後は、弦が伸び縮みして音が下がってきやすくなります。一度合わせたら少し弾いてから、もう一度確認するのがおすすめです。